夜な夜なワイン ~ときどきジャズ~
丸の内「エスカール アビタ」 オーナー・ソムリエの徒然
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鍋ははコトコトと


月曜の台風も去り、昨日今日との、連続秋晴れ。
清清しい中、厨房の鍋はコトコトと、羊を煮込んでおります。
「ん? 今日はナヴァラン?」
「ナヴァランって、春の料理じゃなあい? そう、ナヴァラン・プランタニエール(春)」
「煮込みが食べたい季節だし、蕪が旨いからですよ」
料理名、ナヴァランの由来は、蕪(フランス語でnavetナヴェ)を一緒に煮込むからと言う説と、
1827年ギリシャのナヴァランで仏・英・露の連合艦隊が
トルコ・エジプト艦隊に勝利したことを記念してというものがあるとか。
食べる側としては、まあどっちでもよろしいのではありますが・・・
では、これに併せて、赤ワインかな。
重過ぎないがいいなあ・・・

ジェー・エル・エフ ナンバー・ワン フォン・シプレ ¥5,000

南仏コルヴィエールのカリニャン100%のワインです。
紫色の果実を連想させる、グルナッシュより可愛らしく、
赤い果実を連想させるワインになるブドウです。
JLFとはなんぞや?
JLFの “J” はジュンコのJ。
“L”は畑(シャトー・フォン・シプレ)のオーナーのLaetitia(レティシャ)、
そして、“F”はご存じか?Frederic(フレデリック)
ボワルカの新井順子さんとシャソルネのフレデリック・コサールさん、
南仏フォンシプレのレティシャさんの三人のコラボレーション。てなワインです。
味わい深すぎず、浅すぎず。重すぎず軽すぎず。
美味しいワインであります!
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