夜な夜なワイン ~ときどきジャズ~
丸の内「エスカール アビタ」 オーナー・ソムリエの徒然
| ホーム |
本日も天気は・・

雨が降るは、風も吹く。こんな日の夜は、陽気なワインでいきましょう。

しかしまあ、なんでしょうね・・この色使い。
実際のエチケット(ラベル)は、蛍光ピンク(写真がつたなく、オレンジがかってしまっています)。
ギターを弾いているやら、踊ってるやら。見ているだけでこちらも陽気になって、踊りだしそうに。
向かって左はギターを抱えて陽気に歌う、兄貴のピエリー・ジュリアン。
実際彼は、ジプシーギターを弾くそうで、先日の来日の際お会いすると、
「ジャンゴ・ラインハルトは知ってるかい?マヌーシュって解る?」
仕舞には、「一緒にジャムろうよ・・・」と一緒に来ていた、プロヴァンスのミランと
3人で盛り上がり・・。「来年日本に来たときには、3人でやろうぜ!」と別れました。
エチケット左の方が、弟君だろうと勝手に思っておりましたが。
どうも、似ていない?。「これは貴方かい?」と聞いてみると。
「ノン。それは友達さ」と、おとなしそうなパスカルが答えてくれました。
そのしぐさに、ワインを造るのは主に彼だなと、確信を持ったような勝手な想像。
お二人とも、「ジプシーな時間に楽しんでワイン造ってます。」って感じかしらん。
ル・タン・デ・ジタン
Le Temps des Gitans Mas de Janiny
(アビタで飲むと ¥3,950)
色調よりは、実際口に含むと軽やかな、スルスルと次第にジャブジャブと飲めるワインです。
*Le Temps ;表題では天気と書きましたが、ここでは時間。「ジプシーの時(とき)」です。
エミール・クストリッツァの映画に、仏名「Le Temps des Gitans」、
英語のタイトルは「Time of the Gypsies」というのが、ありましたね。
ミュージカルにもなったような。
<<岩と石 | ホーム | 鬱々する雨は、しとしと降って>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |