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ポルトガル 続編(赤の巻) 至福

昨日は、ポルトガルワインを目当てのお客様も多数御来店賜りまして、
ありがとうございました。
私が五月蝿胃ほど、発信しております「アビタ ワイン通信」や当ブログを
結構まじめに読んでいただいている様子。とても嬉しいです。

さて今日は、予告のとおり「あやしいワイン会」由来の、「ポルトガルワイン」の赤のお勧めです。
ポルトガル赤
では左側から順番に行きましょね。

ボルバMarques de Borba '08 
 João Portugal Ramos,Alentejo ¥5800
 マルケス・デ・ボルバ ショアン・ポルトガル・ラモス アレンテージョ
 南の産地「アレンテージョ」のギラギラ太陽いっぱいの健康優良児。
ポルトガルは南に行くほど乾燥。したがってより甘味が凝縮。
 葡萄は「アラゴネス」「トリンカデイラ」「ぺリキータ」???
 昨日から続いて、馴染みのない名前ですね

パト・バーガBaga Tinto '05
 Louis Pato Bairrada
  バーガ ティント ルイス・パト バイラーダ(赤)
 「バーガ」といっても、馬鹿にしているわけではありません。
 ルイス・パト曰く、バイラーダに最も適した品種はごれだ!
 造り手のファミリーネーム「PATO パト」「鴨」の意。「鳩」ではありません。
 口当リの柔らかい第一印象から、ごくりと行く頃には何故か「しっかり」感が。
 ちなみに、彼のワイン全てに「鴨 PATO」のデザインが施されています。
 それどころか、彼の「ネクタイ」「シャツ」などなどには鴨鴨鴨…かも?
 いえ、本当のことであります。

ロケス・ダンDão Tinto '07
 Quinta dos Roqeus Dão ¥5000
  ダン・ティント キンタドロケス(赤)
 バランスの良い、モダンな味わい。葡萄品種は4種を混植。
 「トゥリガ・ナシオナル」「ジャエン」「アルフロシェイロ・プレト」「ティンタ・ロリス」
 またまた、新しい名前が…。 樽香が良い塩梅。
 
ベルテンテVertente '06 Niepoort Dour ¥7500
  ヴェルテンテ ニーポート ドウロ(赤)
 「バイラーダ」「ダン」の中部から北上して、
 いよいよ「ポートワイン」の産地「ドウロ」の辛口赤ワイン
 葡萄は甘口の「ポート」と一緒で、
 「トゥーリガ・ナシオナル」「トゥーリガ・フランカ」そして、
 スペインでは「テンプラニージョ」と呼ばれる「ティンタ・ロリス」など、
 この地の伝統品種で構成されています。
 ブルーブラックの「インク」を思わせる色調。黒い果実ですが、甘味をあまり感じさせない香り。
 均整の取れた骨格を持つ、味わい深い赤ワインです。
 「ニーポート」はドウロのワインに情熱を傾ける若者の集まり「ドウロ・ボーイズ」の一員。
 「ボーイズ」だけに新しい取り組みをしていると思いきや、
 ワインはいたって「クラシカル」。いっそ「爺さんズ」にすれば?…は冗談。
 新しい取り組みは、「伝統」の再現なのか知らん?
 
タウニー10YTawny Port 10 Years Old
  Niepoort
 ¥1200(1グラス)
  タウニー・ポート 10年 ニーポート(甘口)
 さてトリに控えますは、ポルトガルが世界に誇る、
 最高峰の甘口酒精強化ワイン「ポート」の登場。
 琥珀色になるまで熟成させてから出荷される「タウニー」。
 味わいの解説は無粋。
 ただただ、「至福な時間を連れてきてくれる」ワインです
 勿論、皆様にお試しいただけますよう、グラス単位で御用意しております。

Tag : ポルトガル赤ワインワイン会

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