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山羊の森の赤ワイン。まるで「小さな村の物語 イタリア」に入り込んだような…

梅雨の間の青い空。
少々雲はありますが、ちょっぴりうれしい今日の丸の内。

そんな日にふさわしいワインを…

私のはまっているTV番組、BS日テレの「小さな村の物語 イタリア」に出てきそうな、
ピエモンテ南部の小さな村「ロアッツォーロ」のはずれの山の上に、
「フォルテト・デッラ・ルーヤ」はあります。

2012 Barbera d'Asti Mon Ross , Forteto della Luja
 バルバーラ・ダスティー モン・ロス ¥5,500

フォルテトルーヤ_バルベラ

*こんなことを書きますと、さもピエモンテのこの村を訪れたことがありそうですが、
 残念ながら、写真とインポーターさんからの情報であります。

Forteto della Lujaとは、Forteto=Forest(森), Luja=goat(ピエモンテ方言で”ヤギ”)。
この辺りでは山羊のチーズ造りが盛んだったというのが由来だそうです。

シンプル(素朴)ですが、ほのぼの。
けっして、大きなワインではありませんが、
小さな幸せがじわじわとゆっくりと満たしてくれるでしょう。

ソーヴィニオン・ブランだけれどもソーヴィニオン・ブランでない???

2011 L'ecorce , Chateau Lestignac
 レコルス シャトーレスティニャック ¥6,500
レスティニャック_レコルス

ベルジュラックの若き自然派醸造家「カミーユ&マチアス・マルゲ」の二人により
2008年設立された「シャトー・レスティニャック」
「生きているワイン」を求め、その時のテロワールに適した栽培と醸造を、
臨機応変に変化させているというから驚き。

このワインも完熟のソーヴィニオンブランを、SO2無添加で空気と接触させながら、
アルコール発酵と熟成をセメントタンクで1年半!

華やかなソーヴィニオンの第一アロマを取り除いて、落ち着いた雰囲気の、
ミネラル感ありの、色々な要素の詰まった素晴らしいワインにしています。
彼らのエネルギーがテロワールのパワーを引出しているのでしょう。

ベルジュラックのソーヴィニオン・ブランとしては、少々お値段高めかもしれませんが、
飲む価値ありと、お勧めします!

コイツを見ると(食べると)海に行きたくなるなあ…

土曜、日曜と素晴らしい天気。
しかも湿度が控えめ。
皆様はどちらかお出かけでしたでしょうか?

さて今日のお勧めはこちら、
シッタカの塩茹で バジルのソースで ¥700
シッタカ

子供のころの海水浴を思い出すなあ…
浜茹でにして、くるくるっと回しながら取り出すのは少々手間なのですが、
ワタの先までひょろっと上手く出てきたときは『快感!』。
旨いですよね~

ゆるゆると白ワインを飲みながら、くるくるしませんか?
バジルソースをつけて、召し上がれ!

天気上々夏の日差しが…と思っていたら雨がザ~…ってホント?

なにぶん、地下生活者なものですから、地上のことには疎くてすみません。
いつもビル内をきれいにして下さっている「ひで」さんの情報ですから、
間違いないと思うのですが。

さて、今日は週末の金曜日。
さすがに、ご予約が多くほぼ満席で、のこるところ4人掛けが2席。
お出かけの際は、電話で確認してからいらしてくださいね。
 アビタTEL; 03-5221-8875

今日のお勧めはサンテミリオンのグランクリュの12年物がが6000円。
お安いですね~。

Ch.Coudert 2002
シャトークーデール

山のワインのチャレンジャー!

フランスのワイン産地で山のワインと言われる「サヴォア;Savoie」。
その地「ビュジェ;Bugey」の急峻な斜面に僅か1.2haの畑を借りて、
ビオデナミで葡萄を育てる「リュック・バウアーRuc Bauer」。
急峻な斜面とはスキーの上級者でも危ない斜度。
しかも、上から落ちてきた石灰岩が「ごろごろ」どころか
2mも積もっているというのだから驚き!
さらに栽培している品種が、手間のかかる白ブドウ「アルテス」や、
晩熟で、収量をかなり抑えないといけない黒ブドウ「モンデュース」とくれば、
彼の労力は並大抵ではないと想像できますね。

Bugey Mondeuse 2012 Luc Bauer
 ビュジェ モンデュース  リュック・バウアー ¥6500
モンデュース
全体的印象はエレガント。
酸も穏やかで、赤い果実の風味。
じわっとくる旨味とミネラル。
ゆっくりと味わえる美味しさです。