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日本海から冬の使者

北海道から届いたフレッシュな「ハタハタ」
そのまま塩焼きや、鍋に入れてもほんとにおいしい魚ですが・・・
シェフ_Kはせっせと、一夜干しに。すると旨味が凝縮。
Kの田舎は日本海、ならではの扱いです。
さらにバジルオイルをかけるまわせば、
白ワインにバッチリなこと請け合い!
ハタハタのバジルソース ¥850
ハタハタ
さてこのハタハタ「焼く」「揚げる」か???いずれもいいが。
「焼く」とその身がホックりと旨い。
「揚げ」れば骨までバリバリといただけます。
お好みでと言うことにしましょうかね。

ハタハタに合わせてのワインはこちら!

Bel Ami '08 Ludovic Chanson
ベル・アミ ルドヴィックシャンソン ¥5,600
ベル・アミ

ロワールの若手、自然派の造り手『ルドヴィック・シャンソン』が醸す100%シャルドネ。
寒くなってきたこの時期に「ロワール」?しかも「シャルドネ」と言われそうですがあえて。
穏やかな樽の香りと共に感じる、果実味。
ロワールだけに美しい酸味が引き締めて・・・ミネラル感も。

「雷の魚」とも「神の魚」とも書く「ハタハタ」。
それに寄り添うのは、「美しい;Bel」「好きな人;Ami」
均整の取れた美しい體(ボディー)の少しばかり気の強い娘でなくっちゃ。

おっと!いけません。
ハタハタは「ブリコ(卵入り)」。♀♀では・・・

ひょうたん島の住人?

「がばちょ」と聞いて
「ドン・ガバチョ?ひょうたん島の大統領だよね。懐かしいね」
と言った私の歳はバレバレですねえ。
さらに「おはよう!こどもショー」の「ろばくん」知ってる~
漫画は「宇宙少年ソラン」や「スーパージェっター」、「鉄人28号」・・・・
こりゃーいけませんねえ。年代がが見え見え。
そんなことより、ワイン! ですね。
こちらは、我々爺さんとは違い、30半ばの若手。
新進気鋭の造り手「オリヴィエ・リヴィエール」の「ガバチョ」です。
Olivier Reviere "Gabacho" '08 Rioja
オリヴィエ・リヴィエール 『ガバチョ』 リオハ ¥5,900ガバチョ

ブドウは、50%テンプラニージョに、50%グラシアーノ。
香りも味わいも、フレッシュな果実が凝縮したイメージ。
極めて濃いのではありませんが、パワー全開。
どこかに、南仏の雰囲気が漂うのは、オリヴィエがフランス人だからかな?

さあみんなで『がばちょっと、飲みましょね!』
って「おやじギャグ」を通り越して「じじいの戯れ言(ざれごと)」だよ!

<「オリヴィエ・リヴィエール」の詳細は続きを読んでください>

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ここまでやるのか? の南アワイン

ゴートF
不敵な微笑を浮かべるこのお方の名は
「DON GOATTI(ドンゴアッティ)
『GOATFATHER』と呼ばれる山羊界マフィアのボスのようです。

「ゴーツ・ドゥ・ローム一家のワインが有名になり、彼等の前にその地位を揺るがす挑戦者がきたた。
ドン・ゴアティは生粋のシチリア伝統を持ち、これまでファミリー・顧客、
そしてワイン醸造に関する秘密を守ってきた。・・・厳選された、50%のサンジョベーゼ、33%のバルベーラ・・・」
とは、このワインのバックラベル。
ゴートFB

今日ご紹介しますのは、こちらのワイン。
イタリアンブレンドの南アフリカの赤ワインということであります。
Goatfather 2009 Goats do Roam¥4,000
 ゴートファーザー  ゴーツ・ド・ローム
ゴートF1
相変わらず、長ったらしい枕で申し訳ございません。

この造り手(ブランド名)「Goats de Roam」からして、
フランスの「Cotes du Rohne」のパロディーでして、
シラー特集のワイン会でも御紹介した「Goat-Roti」は、
ローヌの銘酒「Côte Rôtie」のもじりとは、
しゃれっ気なのか? お下劣なのか?
しかしワインはいたってまじめ。
高品質、低価格の、南仏ブレンド南アワインで評価も高い作り手です。

その「Goats de Roam」が次に放ったのがこのイタリアンブレンド。

「サンジョベーゼにバルベーラ・・・シチリアの伝統というのには、品種が違うなあ。」
しか~し!
口に運ぶと、滑らかで、柔らかく、果実味もといいじゃあありませんか。
香りの中にヨード的な香りが唯一の南アの雰囲気。

まあココは一つ、『ドン・ゴアティー』と契りを交わし、
ファミリーの一員になりませんか?

第二の故郷 奄美が豪雨

奄美地方の豪雨は、場所によっては800ミリを記録ところもあるほど酷く、
「浸水」や「崖崩れ」などを起こしています。
怪我をされたり、家や畑が浸水したりはもちろん、
お亡くなりになた方もあるようで、とても心配しております。
一刻も早く、復旧がなされますようお祈りしております。

こんなニュースがテレビから流れますと、いてもたってもいられずに
私が毎年お世話になっております、
瀬戸内町のホテル『マリンステーション奄美』さんにメールしてみますと・・・
「道路が壊れて、通行不能です。でも皆無事でおります。」とのこと。
色々お忙しいでしょうに、御丁寧に写真までお送りいただきました。

豪雨2

いつもはコバルト色に輝く海も、茶色に濁り、道路が陥没しています。

豪雨1

雨の峠は越えたそうですが、地盤も緩んでいるゆえ、
二次災害等に気をつけられて、行動していただきたいです。

宮沢賢治のように「雨ニモマケズ・・・」すぐに飛んで言って、
お手伝いしたいところでありますが、
「奄美に行きたしと思えども、奄美はあまりに遠し。」
「せめて・・・」祈るのみです。

遅ればせながら・・・登場したのは生牡蠣!

平年は10月1日から登場の生牡蠣。
今年は水温が高いのと、春先の津波の影響もあり少し遅れてやってきました。
岩手 広田湾 『殻付き生牡蠣』 1個 ¥300
広田
クリーミーさはまだ今ひとつですが、フレッシュなミネラル感はバッチリ。
そのままで、「つるリ」ももちろんおいしいですが、
「シェリー・ヴィネガー」と「エシャロット」でで召し上がっていただくのがアビタ流。

さらに「フランボワーズ・ヴィネガー」でごく軽くマリネ。
そこに、「生クリーム」をたらりと・・・コレが今年のお勧め。
<1個からお剥きいたします。焼牡蠣でもOK>

さて、ワインはどうしましょう?
これです、これです。
哀愁のある背中のシェフ。
ソーヴィニュロン
ミネラルにはミネラルを!
Sauvigneron '08 Dm.Chaut et Prodiges
ソーヴィニュロン シャウ・エ・プロディーシュ  \5,300

「生牡蠣には日本酒の方があうよー」という方も少なくないですが、
この組み合わせは、お試しアレ。

2008年のロワールはほんとに旨し。