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恒例の北軽井沢

浅間
毎年この時期にスキーのためにやって来るのが、北軽井沢。
今年は雪が結構多いようで、真っ白な浅間山がお出迎え。

東京から新幹線で1時間で軽井沢駅。そこから車で30分程。
いやー、便利になりました。
スキー

景色を眺めながら、だらだらと滑ります。あくまで「ダラダラ」と・・・
雪山の色彩は、雪の白と空の青。そして木々や岩肌のセピア。
下界とは違い単純なのに美しい。

しかも本日「ド ピーカン」。
日ごろの体への悪行の懺悔か?良い汗かきました。
なにっ「汗が酒臭い!」ってか?

いよいよ明日は・・・

3/10『第9回 あやしいワイン会』です。
登場するオーストラリアワインが勢ぞろい。
#9ワイン会
Tamer Ridge TRV '06 Tasmania
 テイマー・リッジ ティーアールヴィ タスマニア
Stefano Lubiana Pinot Grigio '08 Tasmania
 ステファノ・ルビアナ ピノ・グリージョ タスマニア
Josef Chromy PEPIC Pinot Noir '08 Tasmania
 ジョセフ・クローミー ペピック ピノ・ノワール タスマニア
Bellvale Gippsland Pinot Noir '06 Victoria
 ベルヴェール ギップスランド ピノ・ノワール ヴィクトリア
Stefano Lubiana Merlot '06 Tasmania
 ステファノ・ルビアナ メルロ タスマニア
Stony Cabernet Sauvignon '04 Tasmani
 ストーニー カベルネ・ソーヴィニオン
Chambers Rosewood Vinvards Rutherglen Mascat Victoria
 チェンバース ローズウッド・ヴィンヤーズ ラザグレン マスカット ヴィクトリア

①はタスマニアのスパークリング。
②はピノ・グリの特徴が感じていただけるか知らん?の白。
③④はタスマニアとヴィクトリアのピノ・ノワールの比較をして見ましょう。
⑤⑥はメルロにカベルネとこの地域ではめずらしいものを御用意。
⑦はおまけ的「絶旨」「極甘」。古きオーストラリアの香りぷんぷんの酒精強化ワイン。

兎に角、美味しいものばかり集めました。

今回のワイン会の流れから、こんなメニューが出来ました。
ルーミート
ルーミートのロースト(冷製おつまみ)¥800

「ルーミート」って・・・のまさかのカンガルー。
脂少なく、赤身でヘルシー。クセもなく美味しいですよ。
タスマニア産の『オーガニック マスタード(粒)』を乗せるとほんとに美味しい。
こちらは、本日から一般のお客様にもお出ししております。
お試しください!

ハミング♪~ したくなる

ある晩の仕事が終わり、余りものでお疲れさん!!
当然、ワインの試飲会へと・・・
メンチをかじりながら、ごくりと飲むと『旨ー!』
いいですね!この赤』
と、一番人気になったのがこの赤。
Chanterit' VdP de l'Agenais '08 Jean Thomazeau ¥3,900
シャンテリ ヴァン・ド・ペイ・ラジャネ ジャン・トマゾー (50%メルロ、30%カベルネS、20%カベルネF)
シャンテリ
なにやら訳のわからない『音符や休符、フォルテにフェルマータ』が・・・
ワインの名前『Chanterit』は『Chant;歌』由来でしょう。
「歌いだしたくなるようなワイン」=「お気軽に楽しむワイン」です。
この価格もお気軽価格のワイン、ボルドーの隣のワイン区画としては、
「カオール」「マディラン」「イルレギー」などど共に、『南西部』といわれる地域のワイン。
以前にも御紹介したように、法律が変わるまでは「ボルドーワイン」として売られていたはずです。
葡萄品種もボルドータイプ。
軽やかながら、その特徴はしっかり現れています。

当店自慢の『メンチカツ』はもとより、こんな料理にもいけちゃう!

カタクチイワシのオイルサーディン ¥800
オイルサーディン

でも、この組み合わせは何故か「ポルトガル」を連想しちゃいます。
「トゥリガ」や「「バガ」といったポルトガルワインに少し似ているものね。
すると「フン♪フフゥ~♬」と軽ろやかなハミングが、大分重くなって来たぞ~
脳裏には『ファド』が流れてきました。

春の楽しみ 其の2

昨日のチーズ「シェーヴル」に続きましての第二弾!
ヤッパリ春は『ホワイト・アスパラ』のシーズンですネ。
今年は例年より少し太いかな?でもえぐくなく、素直な味です。
こんな感じで、ジュジュッと焼けば・・・
アスパラ1
はい出来上がり!

春の使者 ホワイト・アスパラ トリュフ・オイルソテー ¥1,100
アスパラ
寒いの嫌いな私は、春を感じると本当にうれしくなり、飛び跳ねたくなるのは
カエルやウサギ同様・・・
・・・ということで、併せるワインは、オーストラリアの白。

d'Arenberg The Stump Jump Lightly Wooded Chardonnay ¥3,900
ダーレンベルグ スタンプ・ジャンプ ライト・ウッデッド シャルドネ
スタンプJ

程よいコクとほのかな樽の香りが、きっとこの気分を盛り上げてくれるでしょう。
ひな祭りに「ホワイト・アスパラ」もいいんじゃないの。

春の楽しみ

Valençay ヴァランセ
ヴァランセ1
まだまだコートが脱げないでおりますが、もう弥生3月。
木々の冬芽も膨らんできました。

春の声を聞けば、私「パブロフの犬」がごとく食べたくなる物の一つがこれ。
「シェーブル」そうです山羊のチーズです。
春は仔山羊が産まれるシーズン。フレッシュなシェーヴルもどんどん生まれます。

紹介の「Valençay」はフランス、ロワール川流域、ベリー地方産のシェーヴル。
ロワール川流域は、美しい城が多数あり「お城めぐり」をされたかたもいらっしゃるのでは?
このチーズの名の由来となっております「ヴァランセ城」はその中でも特に美しく、
フランスを代表する『ルネッサンス様式』の古城だそうです。
(私は行った事がございません。行ってみたいなあ)

写真では少々判りづらいですが、四角錘の上部を水平に切り取った形をしています。
この形からこんな逸話が。
『エジプト遠征に失敗して帰ってきましたナポレオン。失意の中訪れた「ヴァランセ城」。
その村のチーズを見て激怒!そのとがった上部を刀でズバっと。
だってそのチーズ、エジプトの象徴「ピラミッド」の形にそっくりだったんですもの。
それ以来、この村のチーズはこんな形に・・・』

なあんて、嘘みたいな嘘の話。ですよね~

さてお味は、フレッシュな酸味とクリーミーな舌触り。
牛乳のチーズより軽く内臓に優しい感じ。
サラダに乗せて召し上がっても美味しいですよ。
更にチーズをテフロンのフライパンで焼いて乗せると、ますます旨~ですよ。
シェーヴルs


ワインは、勿論ロワールの白。
私的には「春なんだなー」の組み合わせ。
テュエ・ブフ
Touraine Sauvignon '07 Clos du Tue Boeuf
 トゥーレーヌ ソーヴィニオン  クロ・デュ・テュエ・ブフ ¥5,800
自然派ロワールワインの雄、「ピュズラ」のネゴシアン物。
「なんだネゴシアン物か」というなかれ、彼の手にかかれば・・・

でもまずいぞ~。今日は『山羊』はおいしいヨ~といいながら
このワイン『牛(Boeuf;ブフ)』かよ!!