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うめは咲い~た~か♪ 桜はまだまだだ~

花見初め
紅梅1
風は冷たいが、お日様はぽかぽか。
日当たりのよい畑の脇。紅梅が咲き始めました。
紅梅
まだまだ寒いだろうに、健気なやつよ。

冬の澄みきった青空に映え、良い感じ。


そうだ!神社の白梅はどうかな?咲いたかな?
というわけで、少々遠回り。

おー咲いておりました! ちらほらではありますが。
白梅1

紅白そろって良い気分。「日本に生まれてよかった」は少々大げさかな。

白梅_1
花が咲けば、ついてくるのはお酒。
「花見酒」といきたいところですが、まだ水曜日。

「今日は、お仕事ですよー」って誰かが囁く。

はいはい。週末は、シュワーっと泡の出る、めでたい雰囲気のワインで…
いえ今晩呑みたい。週末まで待てない私は、梅の姿を焼き付けて…

皆様は今宵、アビタで、脳裏の花をつまみに、こんなスパークリングいかがですか?

Ruiz Torres EX de Extremadura Brut Nature
 ルイス・トーレス エクス・デ・エクストラマドゥーラ ブルット・ナトゥーレ¥3,900
Crémant de Bourgogne Blanc de Blanc Lou Dumont
 クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン ルー・デュモン ¥6,000

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何故?何故?

BRANDADE(干し鱈のブランダード)
ブランダード
今日ご紹介する「ブランダード」。干し鱈を使った料理です。

フランスでは、ラングドックやプロヴァンス地方のお料理となっております。
しかし不思議な話です。この地方は地中海に面した地方で、鱈は獲れないんじゃないんですかねえ。

鱈の漁場といえば、北海や北大西洋。
これを獲っていたのは、航海に長けていた「バイキング」や「バスク人」。

わざわざ、彼らから買ってまで、食べたかったんでしょうねえ。
無いものねだりは人間の性。
日本で言えば、「飛騨の塩ブリ」や「山梨の煮貝」かしらん。

塩出しした干し鱈を細かく割き、ポテトと共に柔らかく煮てペーストにしたものです。
パンに乗せて…あとは白ワインが…

アルコール感たっぷりの「マルサンヌ・ルーサンヌ」から造られる南仏もいいし、
シャルドネなら、新世界でもOK。
まあ、あまり選ばずですが…

ここは地中海つながり。地中海の真ん中にして最大の島『シチリア』で行きますか。
インツォリア
Inzolia '08 Feudo Arancio, Sicilia
 インツォリア フェウド・アランチョ、シチリア ¥3,800

「インツォリア」はシチリア原産といわれる白葡萄。
マルサラ(酒精強化ワイン)の原料として知られていますが、
近年、良い白ワインができると注目され、ブレンド用はもとより、
この葡萄の単独で醸造されるようになって来ました。
ミネラル感バッチリ。バランスもよい。
気軽にゴクゴク、パクパクいける事請け合い!

蛇足;シチリアにも「干し鱈」料理があります。
「干し鱈をフリット」は、クリスマスには欠かせない料理だとか?

シリーズ 安旨ワイン

昨日、一昨日の春の気候から気温は急降下。
「最高気温が、最低気温気温なんだってよ~」という会話が聞こえてきます。
まだまだ1月。寒い日が続きます。風邪など召しませぬよう…

さて、今日はアビタとしては「めずらしい!」 イタリアワインの御紹介。
ついこの間の試飲会(私はお留守番)で、当店スタッフShojiがめっけてきましたやつであります。
その中から…まずは
Langhe Nebbiolo '03 Nicolello, Piemonte
 ランゲ ネッビオーロ ニコレッロ、ピエモンテ ¥4,500
ニコレッロ ランゲ
「良いのあったかね?」と帰ってきたShojiに尋ねると。
「白はアルザスの『ジャングランジェ』とシチリアの『インツォリア』よかったですよ」と即答。
「赤は、どうよ?」
「ニコレッロの『ランゲ・ネッビオーロ』と『ペトリエラ』良かったですよ」とこれまた即答。
「ピエモンテのネッビオーロ? (味わいが)薄いか、(値段が)高いかじゃないの?」
「いけてますよ!安いし!」
いつもは考えてから答える彼が、このように即答するときは、決まって『当たり~』。
則採用。早速購入し私も試飲へ。

このワインの造り手、「ニコレッロ」は「バローロ」「バルバルバレスコ」といった、
ピエモンテの高級ワインを醸す、歴史のある作り手です。
大樽でじっくり育てるクラッシックな手法を用いています。
数年前に「バローロ」を飲んだことがありましたが、余り印象には残っておりません。

しかし、安路線のこのワイン、いいじゃないですか!
程よい果実の凝縮感。酸も効いていて。落ち着いた印象もある。
この価格は呑み得。是非御賞味を願います。

さすが「Shoji」! 
「伊達にアビタで8年も一緒にやっているわけじゃ~ね~な。」
パチパチ拍手!

「ペトリエラ」「ジャングランジェ」などは、安旨シリーズのなかで
来週より御紹介していきます。請うご期待。

今年は、甲斐の虎

寒川神社
寒川2
毎年節分前に詣でるのが、相模の国一宮『寒川神社』。
ここで、『商売繁盛』という、あさましい祈願をするのがお決まり。
「何故、寒川さんなの?」といわれても…
私自身、東京生まれですし、何故なんでしょう。

九年前「アビタ」を開店したときに、お参りしたのがきっかけ。
何故そこに行ったかは、忘れてしまいました。
一度お参りすると、今年行かないのは…となるわけで、
毎年続けております、初詣。

そこで、毎年皆の目を楽しませてくれているのが、
神門に鎮座ている、高さ2~3メートル、幅10メートルはあろうかという、
千葉作龍作『干支ねぶた』
寒川3 
寅年の今年は、
千葉作龍 作『開運 虎視躬行』

「こしきゅうこう」とは何ぞや?

こんな四字成語は聞いたこと無いですよね。

思うに『虎視』は『虎視眈々』獲物を狙う。
そして『躬行』は『率先躬行』自ら実践する。

ということは、『チャンスを逃さず、自ら行動せよ!』ということですかね。

「市場がどうの…」「政治が悪いから…」などと言ってる間に、
やることあるよね~。

今年も、皆様に選んでいただける店になるよう、がんばらねば!

1/21第7回あやしいワイン会開催

1/21(木) は、2010アビタ『あやしいワイン会』第一弾!
 是非御参加ください!(御予約制です、下記へお申し込みくださいませ)
#7あやしい

テーマは『フランスで活躍する日本人』
10年目前でしたら、全く考えられないことでしたが、最近ワインの本場『フランス』において、
自ら醸造したり、畑を持って葡萄の栽培をする方がちらほら。
地域もローヌ、ブルゴーニュ、ボルドー、ロワールと多岐に及び、
「異国の地で…(ちょっと古い言い方ですが)」と思うと、ただただ感服するのみです。

こんな彼らのワインを応援したくなるのは、
オリンピックや、スポーツの国際戦を観戦をするときに湧き上がる「ナショナリズム」?
いえいえそれだけではありません。
品質も高く、フランス国内においても評価が上がってきているのです。

今回のワイン会は『4人の日本人による、4地域のワイン』を一度に楽しめる、
またとない(いいすぎ?)機会であります。
是非の御参加をお待ちしております。

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第7回 アビタあやしいワイン会
「フランスで活躍する、日本人」
日時 ; 1月21日(木) 19:00~21:00
会費 ; 7,000円 (ワイン、お料理、税含む)
場所 ; エスカール アビタ escale Habitat
千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビルB1
       TEL 03-5221-8875

申し込み方法 ; アビタ味岡までメールにて申し込みくださいませ。
申し込みはこちらへ ; escale-habitat@jazz.odn.ne.jp
必要事項 ; ①お名前 ➁メールアドレス

『予定ワイン』
<泡>クレマン・ド・ブルゴーニュ ルー・デュモン「仲田晃司さん」
<白>エ・アロ!(ロワール、ソーヴィニオンB) ボア・ルカ「新井順子さん」
<赤>ブルゴーニュ・ルージュ ルー・デュモン「仲田晃司さん」
<赤>Sc (ローヌ、シラー/カベルネ) グランドコリーヌ「大岡弘武さん」
<赤>クロ・レオ (ボルドー) 「篠原麗雄さん」