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アビタの年末年始

本年も残すところ、ONE WEEK7日間
忘年会的なパーティーも1段落して「ホッ」としているはずなのに、
心はどんどん追い込まれて…なのは、やはり師も走る十二月のせいかな?

今日は、当店の年末年始のお知らせです。

年末は12月30日の夜、お客様が飲み終るまで。
 (*30日20時以降御来店予定の方は、お電話ください。)
 まだ今日も含めて、5営業日あります。是非お顔をお見せください。

年始は1月4日から、平常営業です。

さて年末年始に飲むワインは?

ヤッパリ〆は「ボルドー」に限る!落ち着く!という方にはこんなのはいかが。
ボル2000
左 Ch.Trotte Vieille '00 St-Emilion ¥10,000
 シャトー・トロット・ヴィエイユ サン=テミリオン (メルロ70%、カベルネ・フラン30%)
右 La Grange Neuve de Figeac '00 St-Emilion ¥12,000
 ラ・グランジュ・ヌーヴ・ド・フィジャック サン=テミリオン(カベルネF50%/メルロー47%/ カベルネS3%)
どちらもボルドー右岸。飲み頃ですが…
来年は、ミレニアムから10年の2010年。
熟成が、二桁になってから飲むのもいいよね。

ブルゴーニュの2000年もありますし、一緒に来年末飲みましょうかね。
ブル2000
左から
Échezaux '00 Vaucher
 エシェゾー  ヴォーシェール ¥17,000
Gevrey Chambertin !er La Perriere '00 Nicolas Potel
 ジヴリー・シャンベルタン ラ・ペリエール ニコラ・ポテル ¥14,000
Chambolle Musigny 1er Beaux-Brunes '00 Frederic Magnien
 シャンボール・ミュジニー ボー・ブリュンヌ フレデリック・マニアン ¥13,500

では、今年の〆は成人を迎えたこれかな?
モカイユ89

Ch.Maucaillou '89 Moulis ¥12,000
 シャトー・モーカイユ ムーリ

*勿論、2000年シリーズがご所望のお客様には、特別価格にてご奉仕!!お問い合わせください。

夜も昼も = あやしい時間?

habitat-logo「Night & Day」といえば、
連想するのは、「コール・ポーター」の歌曲。
「…あなた、あなた、あなた~♪」「夜も昼も、貴方だけを~♪」
と、歌うは「フレッド・アステア」。
そして現在に至るまで色々な歌手により歌い継がれているスタンダード・ナンバーですが、
私が日本語で「貴方だけを~」と書いていると…
 歌うは…「フランク永井」か、はたまた「バーブ佐竹」かの昭和歌謡?の印象。
  おやじの嵯峨か、日本人故の悲しさか… 

さてさて本日も、「枕が、なげーよ!」と言われそうなので、
ソロソロと本題に…

オレゴンワイン「A to Z」の御紹介

Atoz1
A to Z Riesling '07
 エー・トゥー・ゼット リースリング ¥6,000
A to Z Pinot Noir '07
 エー・トゥー・ゼット ピノ・ノワール ¥6,900
A to Z Night & Day '05
 エー・トゥー・ゼット ナイト・アンド・デイ ¥6,500

 「A to Z」は2001年、2組の夫妻、
 オレゴン・ワインに精通する4人により
 始められたネゴシアン・プロジェクトです。
 即ち、オレゴンをわかっている人たちが、
 地域のワインを集め、ブレンドして
 売っているのです。
 「造っていないのか~」と言われる向きもおありでしょうが、
 どっこい、さすがと思わせるワインを、
 しかも、お手ごろな価格で供給しているのです。

 因みに、その4人とは、
 アーチェリー・サミットのワインメーカー、サム・タナヒル
 彼の妻で「チュヘイラム」の初代ワインメーカー、シェリル・フランシス
 ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの初代ジェネラルマネージャー、ビル・ハッチャー
         その妻デブラ
 
豪華メンバー…といっても、会ったことあるわけでもないし…
でも、ワインを飲めば判る!

では、向かって左の白ワイン「リースリング」から行きましょう。

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泡の会を終えて

「あやしいワイン会」も今回で6回目。
盛況の内に今年最後のワイン会も無事幕をおろすことができました。
みなさま、ありがとうございました~!感謝感謝です。
泡の会

SPARKLING好きは女性が多いようで、女性だけのグループが数組あり。
女性率なんと!70%のワイン会
喜んだ私「スケベおやじ」は予定の本数を超えて抜栓。
「次に移りますので、残ってしまったワインはお手元のグラスに移して…」というまもなく。
グラスはもはやEMPTYの空っけつ。
しっかしまー みなさま飲みますねー
女性のパワーは凄い! 感服です。

さて今回のラインナップを御紹介。

1)Cavalleri Franciacorta Blanc de Blanc
  カヴァレッリ フランチャコルタ  ブラン・ド・ブラン
2)Ratzenberger Blacharacher Kloster Fürstental Riesling Sekt brut
  ラッツエンベルガー バハラッヒャー クロスター フュルステンタール リースリングゼクト
3)Agrapart Blanc de Blanc Brut Teroir Grand Cru
  アグラパール ブラン・ド・ブラン テロワール グラン・クリュ
4)Leblond Lenoir Brut Desir de Matthieu
  ルブロン・ルノワール ブリュット デジール・ド・マチュー
5)Drappier Brut Nature Sans Ajout de Soufre
  ドラピエ ブリュット・ナチュレ      サン・スフル
6)Bleasdale Sparkling Shiraz
  ブリーズデール スパークリング・シラーズ

どうです、このきらびやかな一群は。
私は参加者になりたい。どう見ても料理が付いて8,000円は得すぎです。

来年も続きます、盛り上げます「あやしいワイン会」。
どうぞ御贔屓に
 よろしくお願い申し上げ奉ります

皆で懸命に・・・おいしくなあれ!

habitat-logoアンチョビ(カタクチイワシの塩漬け)
かたくち
築地でシェフが買ってきた、一箱のカタクチイワシ。
これを見て、若手コックは「ゲッ」と、お決まりのうめき声がもれます。
でもすぐに気を取り直し、戦闘準備OKの顔つきに。
若い子も含め、美味しいもの大好きなんですもの。
「さあやるよー」の声がかかり
手開き開始! 「ピーッ!」
手開き
柔らかいからだの、カタクチイワシは包丁でなく、手で開いていきます。
沢山ありますので、開けども開けども・・・と
思いながらやっているんだろうが・・・そんなときシェフすかさず

手開き2
 「はよ、やらんかい」
 と、笑いながら檄を飛ばします。



アンチョビ
開いたイワシを、たっぷりの塩の上に並べていきます。
重ならないように、きれいに並べましょう。
汚くやると、雷がおちますよ~

アンチョビ2 上にもたっぷりの塩を振り、

 どんどん重ねていきます。


「おいしくなあれ」と念じながら、

冷蔵庫に収めます。
アンチョビが熟成するまで2~3週間待つのだぞ。

でも、軽く漬かった状態もうまいんですよ。
来週の月曜から楽しめます。

そうそう、それから・・・けっこう大きめのやつがおりましたので、
塩漬けにせず、とっておきました。

イワシフリ
カタクチイワシのフリット ¥500
今日だけのメニューです。
トマトとパプリカ、バジルのfreshなソース「ピカディーリョ」を、
たっぷり乗せてめしあがれ。

金色の山 Mont d'Or

暖かく、晴れ渡った今日。
“いちょう”は青く澄んだ空をバックに、黄金色に輝いて見えました。
イチョウ

今年は夏が暑くなかったせいか、家の周りの紅葉が遅れているようで、
今頃見ごろを迎えています。
いちょう4

この季節になるとやってくる、もう一つの“黄金色”が美味しいこれ

モンドール
habitat-logoMONT D'OR モンドール
このチーズはフランスとスイスにまたがるジュラの山で作られている、
ウォッシュタイプのチーズです。
原乳は牛さんのおっぱい、牛乳です。
モンドール2
 今日のチーズは、フランス産。
 勿論スイス側でも作られていますが、少しだけ違う。
 フランス側では、原料の牛乳を殺菌せず造りますが、
 スイスでは殺菌乳(パスチャライズ;低温殺菌)。
名前も、フランスでは「モンドール」で、
スイスでは、「ヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d'Or)」。
これだけ。
以前は同じ名前でしたが、喧嘩別れしてしまったらしいのです。
モンドール5

 白カビが付いた表皮の下には、
 とろりと柔らかなチーズが・・・
 スプーンですくって食べます。
 
 このように柔らかいチーズですから、
 すぐに流れ出てしまいます。
 
 そのため、モミの一種エセピアの樹皮で囲ってあるのです。
 しかもその木の芳香が移り、更に魅力的なチーズになっています。
 
 
 匙ですくってはペロリ、すくってはペロリ。
 ちょろちょろと食べていても、すぐに無くなってしまいます。
 だって美味しいんですもの。
モンドール6
 こんなになってしまっても、まだまだ楽しめます。

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